噛み合わせ

地球上(重力下)で姿勢を維持し、動き続けるには、常にバランスを取り続けなければなりません。
大半の動物は「体幹(全身にある関節とインナーマッスル)」でそれを維持しています。
そして、最終的な微調整を行う(バランスを保つ)器官として‘尻尾(バランサー)’を持っていますが、
直立歩行を営む人間の尾は退化してなくなってしまいました。
そう、人はその機能と役割を“顎”に兼任させているのです。
つまり人間にとって『噛み合わせ(咬合)』とは
単に咀嚼に関してだけでは無く、姿勢の維持安定にも関与しているのです。

『B&W』では噛み合わせの調律(チューニング)こそが歯科医師の本分と位置付け、
真摯に受取り組んで行きます。

本当の美しさとは

近年顎関節症という言葉をよく耳にするかと思います。
その主たる症状として

  • 開口障害(口が大きく開けられない)
  • 顎関節の痛み
  • 顎関節運動時の雑音(ゴリゴリ/ミシミシ/ザラザラ)
  • 大きく口を開け閉めした時のクリック音(顎関節が引っ掛かって“カックン”と音が鳴る)

などが挙げられます。
また、それらに付随して頭痛・偏(片)頭痛・腰痛・肩こり・首こり・耳鳴り・疲労感などの全身的症状や、めまい・頭重・イライラ・倦怠感・
熟眠障害といった、いわゆる“不定愁訴≒自律神経失調症”と言われる物まで、その種類は多岐に渡るのが現状です。
以上の事柄から顎関節症は原因の究明がしづらく、未だに正式な治療法が確立されておりません。
※不定愁訴を患う方はこれらの症状が精神的不安定から起こってくる可能性も否定できません。
これは「卵が先か?ニワトリが先か?」の論争と同じく、上記の症状が、精神面から起きたものか、肉体面から起きたものか?
はたまた、噛み合わせ(バランサー)のズレから来たものか、全身(体幹)の歪みから来たものか?を判定するのが非常に難しいからです。
実際、上記のような付随症状から「噛み合わせが原因かも…」と考え、歯科医院を受診される方は少ないかもしれません。
しかし『一本の歯により人生が狂わされる‼』事も十分に有り得るのです。
噛み合わせは口腔内の絶妙なバランスで成立しています。
噛み合わせが狂う(バランスが崩れる)事で心体共に影響が及ぶ可能性がある事だけは、是非覚えておいて頂きたいのです。

『B&W』では、これらの症状の改善も口腔内の健康維持のためには必要不可欠な要素であると判断し、患者様にはその症状を出来るだけ詳しく伺うように心掛けています(ジレンマの解析)。その中で「噛み合わせの調整が必要だ」と判断した場合にはインフォームドコンセント(説明と同意)の上、咬合バランス調整を実施して行きます。

咬合バランス調整とは・・・

‘咬合調整’と聞いて「健全な歯を削られる」と御心配される方もおられるかと
思いますが、歯は日常の咀嚼行為により僅かずつ(1/1000mm程度)咬耗します。
また口腔領域の感覚器官は小魚の骨(1/10〜1/100mm程度)をも選り分けるほど
繊細です。
咬合調整の範囲(バランス取り)もまた、ミクロン単位で行う緻密な作業が殆ど
です。

言うなれば歯とは人体にとっての万能包丁(調理道具)な訳ですから
ニュアンス的には‘削る’よりも“研ぐ”と言った方が正解かも知れません。
もちろん“咬合バランス調整”には削って(下げて)バランスさせる方法だけで無く、
治療用マウスガードや補綴処置等により咬合を挙上させて(上げて)バランス
させる方法も含まれます。
噛み合わせに係る顎の歪み、捻じれは『三次元的』に起きているため、患者と
術者も二人三脚でこの難問に望む事(三位一体の治療)が大切です
ので、自暴自
棄にならずまずはご相談下さい。
出来るだけ適切な改善方法をご提案致できるように努めます。

噛み合わせ治療は、簡単に結果が出にくいため、長期に渡る継続治療が
必要になる場合があります。

咬合バランス調整とは・・・

スポーツマウスガード

スポーツ時に装着するマウスガードは、単に怪我や衝撃から歯や顎を守るだけで
なく、装着して咬みしめる事で首周りの筋肉活動をアップさせ、より首を強く
固定する事により、脳への衝撃を和らげ、頚椎の損傷を軽減する効果も
あります。また副産物として「噛み合わせが安定する」事で普段(未装着時)以上
に踏ん張りが効くため、さらなる身体能力のアップ(火事場の馬鹿力)が期待で
きます。

スポーツマウスガード
マウスガードの効果
  • 額関節の保護(骨折や損傷から守る)
  • 唇、口腔内の裂傷予防
  • 脳震盪の予防/軽減
  • 集中力アップ
  • むち打ち(頸椎捻挫)の予防/軽減
  • 筋力アップ
  • 歯の保護

競技で使用される場合、故意に“副産物(潜在能力の引き上げ)”を狙ったマウスガードの使用はドーピングとみなされる場合が
ありますのでご注意下さい。

マウスガードの種類
マウスフォームドタイプ
市販されているマウスガード。自分で説明書を見て簡単に
作成出来るが、汎用品のため違和感が強く、適合が悪く
成りやすい。
カスタムメイドタイプ
歯科医師が制作するオーダーメイドマウスガード。個人の歯型からに作成すため。適合性が良く、その効果も高い。

『B&W』で使用しているマウスガード製作機械は、対合歯の歯型も印記出来るため、従来の物より更に安定した噛み合わせで使用出来るマウスガードの製作が可能です。是非ご相談下さい。

『歯』はあなた(心身)を支える「縁の下の力持ち」そして『噛み合わせ』もまた然り。
「思いやりと感謝」の心で、少しばかり気に掛けてあげてください。

『B&W』は歯科診療を通じてあなたの心と身体のバランス維持に寄与致します。