
医院名『BLACK & WHITE』は“表裏一体(二元論)”に因んで名づけました。
Prologue(序章)に刻まれし‘テーマ’に基づき
更に、
ここから“森羅万象(三元論)”の仕組みを紐解くと…
…という一連の流れ(イメージ)で構築されているように思います。
つまり、
これはバランスを維持させる方法の一つとして「他(人)のと協力(共存・共栄)が成り立つ!!」という意味です。
よって、
ここに当医院の“コンセプト”として『バランスドコラボレーション』を掲げました。
生体組織の殆どは、自己再生能力を持っているのですが
口腔内組織の一つである『歯』は、残念ながらその能力が乏しく
自然治癒殆力が殆ど期待出来ません。
更に、
歯周組織の一つである『歯槽骨』に関しても
また別の意味で再生(復元)させる事が非常に難しいのが現状です。
ですから、
歯科疾患に纏わる治療の多くは、医療全般にみられる‘完治’による終了が皆無に等しく
『人工代用物』での修理・修繕を旨とした“完成”をもっての終了となるのです。
これは、
‘自然が創り出す生態系(自浄作用)’の枠外に飛び出し
進化の名の基に独自の発展を遂げた“人類が造る文明社会(国家観)”と同じであると言えるでしょう。
そこで『B&W』では、
コンセプトに則り
「口腔領域」を一つの『都市国家(人間界)』と捉え、歯科診療に取り組んでいきます。
人(国)にとって、飲食(貿易)と会話(外交)を司る「お口(港町)」は生命(存続)を支える大切な場所。 口腔(町)内に運ばれた食物(物資)は『歯(工場)』により粉砕(加工)処理され、
より消化吸収(消費)しやすい状態(製品)となり体内(国内各所)に送られます。
また当然そこには、多種多様な口腔常在菌(港町在住の人々)が共生(生活)しており、
更なる食物の分解(商品化)に貢献してくれています。
しかし、
これら(口腔常在菌)の中には、人にとって有益な善玉菌以外に
時として無益な日和見菌や、有害な悪玉菌も少なからず含まれており
一度それら寄生菌の割合が増えれば『種々の病(問題)』を引き起こす要因となります。
「そんな輩は徹底的に排除(根絶)してしまえ!!」
誰もが皆、そう願う事でしょう。
しかし残念ながら、
『(石川や)浜の真砂は尽くるとも世に盗(悪)人の種は尽くまじ…』
と云う辞世の句にも在る様に悪玉菌の淘汰は不可能(二極一対の法則)な事なのです。
おまけに、
口腔領域は「咀嚼」という動きを頻繁に繰り返す‘可動領域’であるため
これを地球規模で見れば、俗にいう『地震大国(列島)』と云われる地帯(域)と同じであり、
まさに、
自己再生能力の無い『人工代用(構築)物』にとっては
維持管理していく事が非常に難しい劣悪的環境と言えるでしょう。
ではどうすれば良いのでしょうか?
幸いにも、
『お口』は人の有(統治)する器官(地域)の一部であるという事
つまり主権を持っているのはあなた自身!!
ですから、
健康な(秩序ある)口腔内環境(街づくり)を心掛ければ良いのです…
つまり、心(政治)身(経済)の均衡を保ち充実(安定)した日常生活を維持するのです。
そこで『B&W』は、
皆様の口腔内組織の「機能回復」(インフラ整備)に重点を置いた
『治療(調整・修理・工事)』や『予防メンテナンス(点検・警備・清掃)』を行う事で
バランスのとれた健康的な(治安の良い)お口の環境作りと、その維持に
御協力(三位一体の法則)出来れば…と考えています。
☯ 我思う、故に我あり〜Cogito ergo sum〜 ☯
私の思い描く理想の歯科医師像は「お医者様」というよりは『お口の(トラブル)何でも屋(バスターズ)』
そして、そんなイメージを当医院のマークに込めました。
先ず、B&Wの顔として相応しいマークデザインとは…
※ ‘斬新かつ明瞭で飽きが来ず、末永く皆様に愛される(愛嬌のある)キャラクター’ である事 !!
しかし、世間での歯医者さんへの評価は “痛い” ・ “怖い” ・ “嫌い” の三拍子
「それならいっそうのこと対峙する相手(虫歯菌)をマスコット化してやろう!!」と、逆転の発想で誕生したのが、
『ミュータンス君』
さらに、ちまたでよく見かけるピクトサイン(グラム)を大胆にアレンジし、完成したのが我が屋のシンボルマーク
『NO!ミュータンス』
かつて、この奇抜なアイデアで一世を風靡したキャラ(シンボル)マークは『ゴーストバスターズ』ただ一つ。
世はまさにインターネット時代、こやつにも是非一人歩きをして新(電脳)世界に羽ばたいてもらいたいものです。
そして、B&Wのもう一つの顔であるロゴマークについて…
注目したのは既にマークとして確立されている「&」!! 表看板では、敢えて歯のマークで伏字としておりますが
これはアンパサンドといって英語では ‘and’ ですがラテン語では “et” … つまり「&」はラテン表記の略なのです。「ちょっとまてよ、もしかしてNOミュータンスを表裏逆(鏡写し)にして〜それでもってこいつを象形化すれば…」
見事に『&』マークとの符号の一致を見たのでありました。
これで全て(B&Wが掲げる世界観)が一つに繋がった…
めでたしめでたし。